定義と対象範囲

Web、メール、ドメイン保護で使うDNSレコードの実践ガイドです。

本番設定を変更する前に、結果の意味と適用限界を確認してください。

仕組み

DNSは分散データベースです。A/AAAAはアドレス、CNAMEは別名、NS/SOAはゾーン権限、MXはメール配送、TXTはポリシー、CAAは証明書発行者、DS/DNSKEYはDNSSECを表します。

読み方

所有者名、種類、TTL、値を一緒に読みます。ADは検証リゾルバーがDNSSECを確認した印で、権威応答とは別です。

正しい例と誤った例

正規化した例を比較します。技術値には文書用範囲と予約名を使用しています。

正しい例
example.com. 3600 IN A 192.0.2.10
誤りまたは誤解を招く例
example.com. CNAME target.example.net. + A 192.0.2.10
要素役割
AIPv4192.0.2.10
AAAAIPv62001:db8::10
CNAMECNAMEwww.example.com → edge.example.net
MXMX preference10 mail.example.com
NS / SOANS / SOAns1.example.net
TXTTXTv=spf1 …
CAACA0 issue letsencrypt.org
SRVService10 5 443 host.example
DS / DNSKEYDNSSECkey-tag + digest
HTTPS / SVCB / TLSAModern service / DANEpriority + parameters

よくある問題

競合するCNAME、古いglue、重複ポリシー、不完全なDNSSECが典型です。空の回答は必ずしもNXDOMAINではありません。

実践チェックリスト

正確な名前、IPv4/IPv6、親子の委任を確認し、TTL後に再試行して生の回答を保存します。

標準と一次資料

プロトコル動作は一次仕様で定義されます。事業者資料は運用要件を追加できますが、標準の代わりにはなりません。